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テレビアニメ 『あひるの空』 #36 KIDS ARE ALLRIGHT 感想

アニメ
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2019年10月からアニメあひるの空が放送開始!

初めましての方も、そうでない方も、訪問ありがとうございます!
こたか(@kotacalog)です!

 

 

私の大好きなマンガである『あひるの空』のアニメ化が決定してから1年以上経過し、この秋からようやく放送が始まりました!!4クールで1年放送するとのことです。

原作の最新刊が発売されるたびにレビューしてきた私。連載当初から応援してきた身としてはアニメを見ない理由はありません!!

ということで、これから毎週、アニメ『あひるの空』の最新話の内容や感想を原作と比較しながらまとめていきたいと思います!

長い連載になりますが、楽しんでもらえれば幸いです。

 

 

ここからの話はネタバレを含んでいる可能性があります。
嫌な人は見るのを控えるようにしてください。

#36 KIDS ARE ALLRIGHT あらすじ

©日向武史・講談社/「あひるの空」製作委員会 ・テレビ東京

百春たちが停学している中、奈緒や千秋ら残されたメンバーは「バスケ同好会」を作るべく奔走していた。しかし、同好会にも顧問がいなければ認められないと分かる。長野から戻ってきた空も事件のことを知るが、「一番辛いのは百春たち」と話す。一方、百春は五月の家を訪れていた。

※公式サイトより引用

アニメの第36話は原作コミックス1巻で言うと第98話『逆光』から第100話『KIDS ARE ALLRIGHT』までです。

 

°˖☆電子書籍でも発売されてますよ☆˖°

 

過ちを犯した側の償い…。

今回のスタートはヤス・ナベ・チャッキーの3人組から始まるんですが…。

バスケ部が活動停止になったことによって、初心者3人の心境も少し変わってきたようですね。

今まで自分たちは足手まといでしかなかったし、バスケなんてなんとなくやってるくらいの意識しかなかったけど、いざ離れてみると寂しくなって、実力・体力をつけたいと思い始めるなんて、もう立派なスポーツマンに成長したよね。

新城東和戦で負けてほっとしたという気持ちも分からなくないんだ。勝ちたいという気持ちがあっても、初心者にとっては場違いじゃないかと思うし、勝ち進んでいけば更に自分の力のなさを思い知らされる。それが惨めで、恥ずかしいってなぜか思ってしまう。どう頑張っても初心者と経験者には時間という壁があって追いつけないんだもん。

私も高校自体の部活で、初心者と経験者にプレイという壁があって…。人間関係的には仲が良かったけど、部活に取り組む温度差というのは間違いなくあったんだよね。

 

だから、ヤス・ナベ・チャッキーの気持ちの変化は、空やトビたちにとっても本当は嬉しいコトだと思うんだよね。まだ今は伝わってないけど。些細な…本当に短い時間しか描かれなかった描写だけど、スポーツマンにとっては感慨深いシーンでした。

 

今回のメインは百春と五月先生。

百春は自分の否を認め、責任を背負った上で、五月先生にバスケ部再興のため懇願しに行きました。百春の行動って、普通の高校生じゃなかなかできないことだと思うよ。実際は大人になるほど自分が犯した過ちを認めるのも難しいし、信用を取り戻しにいくのだって、プライドが邪魔してしまうんだもの。

 

そんな百春に対して、五月先生の奥さんが放った言葉。

多くの人は奥さん悪い人…なんて思うかもしれないけど、これが家族としてのリアルな声なんだよね。

部活の顧問なんて本当に趣味じゃないとやってらんないのが現実。だから、顧問の先生って部活に対して温度差があるんだよね。

五月先生の奥さんみたいに、これから子どもが産まれるなんて家庭なら尚更近くにいて欲しいもの。家族と一緒にいる時間を犠牲にして、裏切られた子どもたちにまた手を差し伸べるなんて…甘いという奥さんの言葉は決して間違いじゃないんです。

確かに、奥さんの言葉は高校生に対して厳しいですよ。裏切られて傷ついたのも五月先生だし、バスケ部の不祥事の責任を問われたのも五月先生。

前にも言ってたけど「責任がとれないから未成年」なんだよ…。

中高生は…今回の百春と五月先生のやり取りを見て何を感じたんだろうな…。私が原作でこのシーンを読んだのは高校生の時だったけど、間違いなく胸に響きました。そして、あひるの空の中でも忘れられないシーンの一つになっています。

今回のカット&改変シーン

毎回恒例ですが、いつものようにまとめますね!

原作を読み返しながらアニメを見て判明したカット&改変シーンはこんな感じでした。

  • 百春のと五月先生の会話でテレビがついてない。
  • 茂吉が吐いているシーンが細かく描かれている。

と細かくカット&改変シーンをまとめてみました。

今回は日常パートが中心ではあったけど、カットや改変がほとんどなくて、最初から最後まで気持ちよく見れました。

百春と五月先生のやりとりも、原作通りで安心でしたよ。

特に文句ないので、これ以上は何も言うことありません。

百春がついに髪を…!!

茂吉も言ってたけど「本当の始まりはここから」というのを象徴するような…描写がラストに描かれてました。

それが…百春の断髪。

これは百春なりのケジメであり、周りに理解してもらうための行動なんですよね。

いや、短髪のほうが断然かっこいいですよ。なぜ、今までリーゼントだったし…。

 

本当にここからまたクズ高バスケ部が始まります。

過ちを犯したメンバーたちを、みなさんはどう捉えていきますか?

前向きに取り組む姿勢はいいことなんだけど…、信頼を裏切るという行為をどこまで許せますかね…?

 

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日向武史 (著)
※本ページの情報は記事執筆時時点のものです。最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
出演:梶 裕貴, 内田雄馬, 小西克幸
※本ページの情報は記事執筆時時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
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