2019年10月からアニメあひるの空が放送開始!
初めましての方も、そうでない方も、訪問ありがとうございます!
こたか(@kotacalog)です!
私の大好きなマンガである『あひるの空』のアニメ化が決定してから1年以上経過し、この秋からようやく放送が始まりました!!4クールで1年放送するとのことです。
原作の最新刊が発売されるたびにレビューしてきた私。連載当初から応援してきた身としてはアニメを見ない理由はありません!!
ということで、これから毎週、アニメ『あひるの空』の最新話の内容や感想を原作と比較しながらまとめていきたいと思います!
長い連載になりますが、楽しんでもらえれば幸いです。
#9 鳶とボールと仲間の痛み あらすじ
トビに退学の処分が下った。元々は3年の西脇が大勢で囲んで挑発したもので、正当防衛ともいえる状況だったとわかったが、処分は覆らない。トビのバスケに魅せられた空は、顧問の五月に頼み込み、なんとか処分を撤回させようとする。一方、トビは偶然出会った千秋に気持ちを話し、そこに訪れた百春との会話の中で気持ちに変化が生じる。自らも五月のもとに出向き、クズ高をインターハイに連れて行くと宣言したトビ。たまたま居合わせた校長の配慮により、トビはバスケ部に入部することになった。しかし翌日、西脇の復讐に合い…。
※公式サイトより引用
アニメの第9話は原作コミックス4巻で言うと第22話『諦めの悪い少年達』から第24話『遥かな高みへ』までです。
前半は公園でトビと空の1ON1のプレイ中に顧問の五月先生がトビを退学処分にすると通告、そこからトビの過去が明らかになりトビがバスケ部へ正式に加入。後半はクズ校バスケ部が関東大会へ視察しに行くというところで終わりました。
トビ編のラスト、クズ校バスケ部はカタチになりはじめた
今回でトビ編もラストです。3話に渡ってトビのハナシが描かれてきましたが、今回が集大成です。
今まで反抗するコトでしか、自分を示すことができなかったトビが、耐えるという痛みを覚えて人として成長するという、少年が少し大人になるということが伝わる大切な回でした。
トビ関連のハナシって、実は大人のほうが刺さるんじゃないかな。自分は原作を連載当初から見ていたんだけど、その時はまだ学生で…。この辺のハナシはすごく好きだったけど、おそらく当時は同情の目線で見てたと思うんです。
でも、大人になってアニメや原作を見直して…。五月先生の言葉がすごく心に響きましたね。
「耐える痛みがあるとゆうことを知りなさい」
多分、子どものころはそこまで意味が分からなかったし、トビが手を出さないようにするために言った上辺だけのコトバだと思ってた。でも、大人になって理不尽な社会を知った今だからこそ、五月先生の言葉が重いなって思いました。手を出すコトだけが、正当防衛ではない。耐えることも正当防衛。自分が手を出したことによって、状況が悪くなることもある。少しでも耐えれば、何かが報われるかもしれない。いろいろ考えさせらる、重い言葉ですよね。
アニメでもちゃんと聞けてよかったです。
今回は前半と後半でスッキリ話が分割されてる、スッキリとしたハナシになってましたね。前半はトビ関連、後半は一気にクズ校バスケ部としての活動が始動。
なんか、ようやくバスケ部としての活動が本格的に動き出すっていう躍動感が後半では味わえました。いやぁ、丸高の試合からのEDに入る演出はかっこよかったな…!!EDテーマのツバサが爽やかで躍動感のある曲だから、これはテンション上がる!!
スポーツにおいて、実力差はあっても試合の流れが変わるってすごくよくあること。スポーツマンガって、意外とそのコトについて触れてないものが多かったりしません?話の流れとして試合の流れを変える作品は多いと思う。でも、試合の流れってプレイヤーにとってすごく大切で、そのことについてちゃんとトビが解説してくれて、うん、わかるわーって共感した人も多いんじゃない?まぁ、スポーツ経験者じゃないとなかなか伝わらないけどね。。。
今回のカット&改変シーン
毎回恒例ですが、いつものようにまとめますね!
原作を読み返しながらアニメを見て判明したカット&改変シーンはこんな感じでした。
- 千秋とトビのやり取りが一部カット(ヨーグルト食べたとか、なっちのブロマイドとか)
- 空が五月先生を説得する場面がビミョーに違う(黒板の文字、トイレの空の行動)
- 由夏の病室にいる看護士が違う(原作はおばさん、アニメはおそらく円の姉)
- 空が雨が嫌だ言ってるシーンが授業中じゃなく休み時間になってる
- 練習試合を見に行くときの集合・移動中のシーンが一部カット
- 細かいギャグシーンやセリフはカット
と細かくカット&改変シーンをまとめてみました。
話としては前半も後半も原作に忠実で、大幅な改変シーンはないです。もちろん、いつものごとく尺の都合や不自然なやりとりはカットされたりしてますが。
今回は前半と後半でガラっとハナシが変わるんだケド、それが弊害になってるような気がなんとなくしました。というのも、前半のトビの話がかなりハイペースで、細かい部分のカットが地味に多かったし、独特の間みたいなのがなくて、言葉とか表情とか心情が軽く感じてしまう部分が多かったです。
トビ編のラストということで、今回放送されたハナシってトビが結構センチメンタルになったり、強い意志を感じたり、トビの行動に五月先生が心を撃たれたり…。そういうの表現を原作では1コマ置いたり、「…」とか心の叫びみたいなセリフで表していたんだけどさ。なんかアニメでその辺のコトが全然伝わらなかったかな。急ぎすぎて、残念でした。
後半は逆に文句なしです。丸高の試合の躍動感、そしてEDへの入り方、クズ高メンバーの高揚感、どれをとっても表現がすごくよかったもん。最後の間違えて江の島行っちゃうギャグシーンもカットされなかったし。
後半のハナシって、実は次に進む大事なハナシの一つでもあるんだよね。今まではクズ高バスケ部のメンバーを集め・バスケ部が活動できるまでハナシが中心。ここからはクズ高バスケ部として成長をし始めるといハナシが中心になってきます。この成長をどのような気持ちでしていくのか、どのようにして高みを目指すのか。RPGで考えれば、これからはレベル上げのターンですよ!丸高というライバル校が序盤で出てくるからこそ、クズ高がどれくらい成長するか面白く感じるんですよね。全く歯がたたなかった丸高にどれくらい追い付けるか…。これがクズ高バスケ部の面白さであり、あひるの空でしか味わえないスポーツマンガの面白さですよ。
次回はマネージャー回、彼女がやってくる!!
次回の話は「マネージャー」
そう、彼女がとうとう出てきます!!!あひるの空の2人目のヒロインである七尾奈緒が…。
奈緒が出てくると、また話の流れが変わるんですよね。と言ってもトビみたいなトラブルが来るわけではなくクズ高バスケ部のイイ意味でも起爆剤ですから。バスケ部の成長に欠かせない彼女がアニメでどんな動きをしてくれるか楽しみです。
奈緒の声優さんは新人さんらしいので、どんな声質なのかとか、どんな演技をしてくれるのか未知数なのも楽しみの一つ。奈緒自体もあひるの空でどんどん成長していくから、同じように中の人も成長していく過程が確認できたらいいなーなんて思います。
あひるの空は円も好きだし、奈緒も好きだし、由夏も好き。女性キャラにも魅力があるのはいいコトですよ。むふふ。楽しみ。
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