2019年10月からアニメあひるの空が放送開始!
初めましての方も、そうでない方も、訪問ありがとうございます!
こたか(@kotacalog)です!
私の大好きなマンガである『あひるの空』のアニメ化が決定してから1年以上経過し、この秋からようやく放送が始まりました!!4クールで1年放送するとのことです。
原作の最新刊が発売されるたびにレビューしてきた私。連載当初から応援してきた身としてはアニメを見ない理由はありません!!
ということで、これから毎週、アニメ『あひるの空』の最新話の内容や感想を原作と比較しながらまとめていきたいと思います!
長い連載になりますが、楽しんでもらえれば幸いです。
#46 ある証明
横浜大栄に大差をつけられながらも食らいつこうとするクズ高。疲労がピークを越えているはずのトビが横浜大栄のゴール下を割ってシュートを決める。そのプレーに背中を押され、空も3ポイントシュートを決めるが、依然点差は30点。そこで奈緒が考えたのは「ゴール下を攻める」作戦。そのため、茂吉との交代を告げられかけたヤスは、あと1分でいいから出たいと懇願する。ヤスだけでなく部室の火事に責任を感じる当事者たちは、自分たちが“何もできていない”ことに複雑な思いを抱いていたのだ。
※公式サイトより引用
アニメの第46話は原作コミックス17巻で言うと第127話『ブレイク』の終盤からの第130話『呼び声』のまでです。
クズ高の挽回劇が始まる
前回までは大栄に苦戦する試合展開がほとんどでしたが、少しずつ状況が変わっていきます。
前半はトビがゾーンに入り、これがクズ高の一つの転機になります。
トビ本人も自分の異変というかキレの良さにも気づいており、それを目にした空も意識が変わっていきます。
中盤はヤスと百春のシュートの連携。バスケ部をこの状況にしてしまった加害者である2人が実力で責任を返します。ヤスと百春がここでハイタッチをしている描写、かなり熱いんだけど、本当は裏があるんだよね。
アニメではカットされてしまったんだけど、ヤスは百春に対して一方的な劣等感を感じていたんです。
バスケ部の件の加害者であることには変わりないけど、キャプテンであり経験者でもある百春が一人で責任を感じているのにヤスは引け目を感じているんだよね。
ヤス・ナベ・チャッキーの3人は百春におんぶにだっこの関係。加害者である自分たちと被害者である空達を繋いでくれているのも経験者でもありキャプテンでもある百春のおかげ。ヤスが感じている苦しみを空にだけ打ち明けで、陰で百春が耳にしてしまったって描写が原作にはあるんです。
だから、ここでのヤスのシュートからの百春のリカバリー、そしてハイタッチは2人のわだかまりが解けた証拠でもあり、ヤスが初心者という殻を破った瞬間でもあると思ってます。
ヤスって元々空手やってたし、本当は誰よりもスポーツマンなのよね。カットなって手が出ちゃうだけで。
後半は千秋のパスからの空の3ポイントシュートが見どころでした。
天才と思われている千秋が本当は誰よりも努力してこの試合に望んだことをモキチは説明しました。地区大会の自身の失敗で敗北を招いてしまった悔しさが、彼を動かしたのでしょう。
千秋はプライドは高いけど、自分が活躍するよりも誰を生かすのがうまいんだよね。大栄に勝つには空の3ポイントがキモであることを誰よりも理解して、誰よりも実現化できると思ったのでしょう。
千秋と空のコンビネーションはあひるの空のプレイでも見てて気持ちいですよね。
今回のカット&改変シーン
毎回恒例ですが、いつものようにまとめますね!
原作を読み返しながらアニメを見て判明したカット&改変シーンはこんな感じでした。
- 酒巻のとある「気づき」に関する解説がカット。
- ヤスのボールを追いかけるシーンがカット。
- 千秋がヤックに対してほっとしている描写がカット。
カット&改変シーンをまとめてみました。
今回はゆるやかーな流れだった印象かな。カットは多いけど…。
次回のサブタイトルは「家鴨の空」
サブタイトルに作品名が入る話が来てしまいました…!!
とはいえ、これは原作でも使われているサブタイトルなので、私は今更驚きもないです。
家鴨(あひる)は飛べない鳥の代表。この作品中でも身長の低い空に対して、バスケットボールという低身長では話にならないスポーツで、翼(身長)がない鳥は羽ばたくことができるはずないというようなセリフや描写が幾度となくありました。
次回は横浜大栄のあひる…。つまり彼にスコープが当たる話です。
原作でもこの話があひるの空の未来に大きく繋がるハナシになるので、楽しみにしておきましょう!!
スタッフさん、お願いだからガッカリさせる描写にしないでね…。
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