テレビアニメ　『あひるの空』　#3　百春の翼　感想

2019年10月からアニメあひるの空が放送開始！

2019年10月からアニメあひるの空が放送開始！

こたか

初めましての方も、そうでない方も、訪問ありがとうございます！
こたか(@kotacalog)です！

私の大好きなマンガである『あひるの空』のアニメ化が決定してから1年以上経過し、この秋からようやく放送が始まりました！！4クールで1年放送するとのことです。

テレビアニメ「あひるの空」公式サイト

アニメ『あひるの空』公式サイト。累計2400万部、待望のTVアニメ化！！

原作の最新刊が発売されるたびにレビューしてきた私。連載当初から応援してきた身としてはアニメを見ない理由はありません！！

ということで、これから毎週、アニメ『あひるの空』の最新話の内容や感想を原作と比較しながらまとめていきたいと思います！

長い連載になりますが、楽しんでもらえれば幸いです。

あひるの空（アニメ）のまとめ記事一覧

ここからの話はネタバレを含んでいる可能性があります。
嫌な人は見るのを控えるようにしてください。

#3　百春の翼　あらすじ

晴れてクズ高バスケ部に入部した空。部室に先に来ていた千秋に連れられて校舎裏のバスケットゴールに向かうと、そこにはシュート練習をする百春が。シュートが全く入らず、ヤケになってゴールへジャンプした百春の驚異的跳躍力に空は驚愕する。そこにケンカの報復に現れた新丸子高校（丸高）の不良たちを何とか撃退。その後、百春は空に自分のバスケの才能のなさを空に吐露し、自分がバスケの練習に参加することをあきらめるように言うが、それに対する空の反応は意外なものだった。
※公式サイトより引用

アニメの第3話は原作コミックス言うと、第1巻第4話『百春の翼』と第2巻第5話『あひる達の決意』、第6話『小さな乱入者』までです。第2巻に突入しましたね！

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百春が校舎裏で一人でバスケの練習をしていると、丸高の不良連中がケンカを売ってきて、空と百春が丸高に偵察したところでアニメ第3話は終了しました。

百春のダンクと千葉さんの圧倒的な存在感！！

今回はアニメだからこそ、原作の良いシーンが更に際立ったと思てた内容でした。

何よりも百春のダンクシーンは最高にかっこよかったと思う！！これは、アニメだからこそあの迫力や臨場感を表現できたんだよなぁ…。あのシーン好きなファンも多いと思うから、かなりよかったと思います。

そして、丸高のメンツが出てきましたね！！これから長い付き合いになる丸高のみなさんの初お披露目。個人的にはまだ常盤サンのボイスが馴染めません…。まぁ、常盤さんは出てくる回数が多めのキャラだし、きっとそのうち慣れるでしょう。原作でも、爽やかイケメンな常盤サンですが、アニメでも変わらずで何よりです。アニメのほうが原作よりもちょっとシャープに見えたかな？

でもね…千葉さんはなかなかよかったぞ！！アニメで動く＆声があるコトによって千葉さんのあの重鎮なオーラをうまく表現されてましたな。体格的な大きさだけでなく、チームとしての大きさというか、存在感がハンパねぇなぁ…と思いましたね。中井さんもONEPIECEのゾロとは違った声質になっててスバラシイ。

第3話はアニメだからこそ見ごたえがある…というか原作のいいシーンをより良く表現されたなぁと納得のいく演出が多かったと思いました。

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今回のカット＆改変シーン

今回も原作の細かい所がたくさんカットされてましたね！

原作を読み返しながらアニメを見て判明したカット＆改変シーンはこんな感じでした。

百春のタバコを吸う描写がない（これはもう当たり前）
空が部活に行く前の教室のシーンがカット
千秋が部室での入浴から着替える描写がカット（ギャグ）
百春が素直に体育館に練習しに向かうのに、空がちゃんと話を聞いている（原作では耳がキーンとして聞いていない）
原作第5話で体育館で空と百春がシュート練習しているシーンがカットされてる
空が「逃げて弱虫だと思われなくない」というシーンでカルシウムバーを食べてない
ヤス・ナベ・チャッキーのバスケ練習中のファウル技法がカット
百春の空に対しての心情（心の叫び的な）が一切表現されてない
百春のバッシュ購入後に千秋のこづかいに対する質問がカット
ヤス・ナベ・チャッキーがコンビニで「ちっさ…」と言っている（原作は体育館）
原作第6話の由夏への手紙・ヤスたちと練習・千秋が教室に乱入し部室で空と話すシーンがカット
丸高で偵察時に空が正体を現すシーンで制服に着替えない

今回は割と細かくカット＆改変シーンをまとめてみました。

第3話なので、なんとなくカットされたり改変されるシーンの予想がつくようになりましたね。タバコや暴力的なシーン、暴力的なものの言いまわしは今後も全部カットまたは改変されると思います。まぁ、これはしょうがないですよね。

ギャグシーンも一部はカットされてしまうのも、もはや恒例になりそうですね。それでも、前回2回までと比べるとギャグシーンとかギャグ用の顔つきが多めだったかなと感じました。

まぁ30分という限られた時間の中で原作の細かいところまで描写できないのは100も承知なんだけど、今回の中で一番カットされて不満だったのは、原作第6話の冒頭シーンですね。単行本読み返したら10ページもカット…。アニメで言えば空が全裸で体育館を走ったあの後に本来であればギャグを交えながらの日常パートがあるんですが、それを全カット…したのは、個人的には納得いきませんでした。

由夏のシーンは、カットされてもしょうがない。しんみりさせるように見せかけて、ただのギャグだもん。ただ、千秋が間違えて教室に入って、空のクラスメイトを指摘するシーンをカットする理由は理解できない。

第1話からずっと思っているんだけど、製作陣は千秋が嫌いなんですかね？千秋を一人のバスケ部部員としてはちゃんと描いているんだけど、スペックや洞察力の高さの描写を一切カットしている理由って何かあるのかな？アニメから入った人から見た千秋って、このままじゃバスケ部の一匹狼かつ変人ってイメージでしかないと思うんだけど。あんなに嫌だったバスケをいずれやることになるのに、今のままではヤスたちと同じようにバスケ初心者にしか見えないよ？今までの伏線があるから、千秋のバスケプレイが描かれたときにすげぇ…！って興奮したのに、このままじゃアニメで千秋のバスケシーンが描かれてもふーん…。みたいな感想しか持てなさそうなんですが…。

第1話・第2話は大人しく見てましたが、第3話になった今だからこそ、千秋に対しての扱いには不満しかないですね。