テレビアニメ　『あひるの空』　#31 守るべきもの　感想

2019年10月からアニメあひるの空が放送開始！

2019年10月からアニメあひるの空が放送開始！

こたか

初めましての方も、そうでない方も、訪問ありがとうございます！
こたか(@kotacalog)です！

私の大好きなマンガである『あひるの空』のアニメ化が決定してから1年以上経過し、この秋からようやく放送が始まりました！！4クールで1年放送するとのことです。

テレビアニメ「あひるの空」公式サイト

アニメ『あひるの空』公式サイト。累計2400万部、待望のTVアニメ化！！

原作の最新刊が発売されるたびにレビューしてきた私。連載当初から応援してきた身としてはアニメを見ない理由はありません！！

ということで、これから毎週、アニメ『あひるの空』の最新話の内容や感想を原作と比較しながらまとめていきたいと思います！

長い連載になりますが、楽しんでもらえれば幸いです。

あひるの空（アニメ）のまとめ記事一覧

ここからの話はネタバレを含んでいる可能性があります。
嫌な人は見るのを控えるようにしてください。

#31 守るべきもの　あらすじ

©日向武史・講談社／「あひるの空」製作委員会・テレビ東京

勢いづく新城を止めるべく、メンバーチェンジでトビが試合に戻ってきたが、新城の猛攻は勢いを増す。得点はリードしているものの体力が限界に近づき、ついに6点差まで迫られてしまう。新城の柏木によるシュートを必死に阻止しようとした空は、勢い余って倒れてしまい、起き上がることができない。そんな空の必死なプレーに応え、クズ高メンバーはこの点差を守るため、改めて闘志を燃やす。
※公式サイトより引用

アニメの第31話は原作コミックス11巻で言うと第85話『守るべきもの②』から第87話『守るべきもの④』の途中までです。

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空のピンチと柏木の過去

先週から引き続き、リードしているはずなのに、体力的にも精神的もプレイ的にも追い込まれているクズ高。

4ファウルで退場まで大手の千秋、体力が尽きた茂吉、スキル的にも体力的にも限界まであと一歩のトビ。

そんな中で…ついに空までもが倒れてしまいました。

点が逆転された訳ではないけど、まさに形勢逆転ですよね。空が倒れ、残り数分で千秋の再投入、そしてラスト1分で茂吉も再参戦。これでどうにかなればいいけど、クズ高みたいなできて間もないチームではそんなにうまくいくわけがないのが現実…。

追われる立場というのは、不安がプレイに直接出てしまうのが辛い所ですね。

前半の一部では、今までチームメンバーにも煙たがられていた新城東和の柏木の過去が少し流れました。

柏木がバスケを始めたきっかけはバスケマンガの王道である「スラムダンク」なのですが、アニメでも原作通り描かれています。

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確か日向先生が井上先生にちゃんと許可をとって掲載したんですよね。バスケマンガの頂点である作品であり、更にライバル誌の作品だったので、おそらく連載当時は掲載するのに編集者さんと揉めたりしたんじゃないかなぁと思います。（大変だったみたいな話もどこかでしていた気がする。）

でも、この描写が…まさしくあひるの空の売りであるリアルさをより感じられるなぁと思いませんか？

本当にスラムダンクからバスケを始める人だって多くいたでしょう。また、柏木みたいに学校生活になじめないような人がスポーツや部活に熱中して自分の居場所を見つけたって人も多いだろうね。

柏木自体、そんなに悪い子じゃないんですよ。拠り所がなかったけど、バスケと出会って自分が進むべき目標を見つけることができて、でも…不器用だから自己表現しにくい子だったんだろうね。なんかさ、トビに似てるよね。トビは単純に言いたいことを言えるタイプだけど、柏木は表情でしか表現できないタイプだから、新城東和の友紀男が言ってたようにちょっと可愛いかも。