noteは魅力的なプラットフォームだけど…
初めましての方も、そうでない方も、訪問ありがとうございます!
こたか(@kotacalog)です!
今回は考察ネタではなく、私の気持ちをアウトプットする…いわば独り言的な記事です。
テーマは「note」というプラットフォームについて。
ブロガーさんでもnoteを利用している人も多いと思います。
私も実はnoteを使ってとある記事を執筆してます。ブログでは扱いにくい…人にはなかなか理解しづらい内容になるので、どうしても気になる人はひっそり探してみてください。
このように、ブログでは取り扱いにくい内容だったり、日記感覚でnoteを使用している人も多いと思いますし、note自体に面白い記事が多くて利用している人もいるでしょう。
そんな「note」について、個人的に思うことが多くあるのでまとめてみました。
今回は個人の主観がかなり入っているので、不快に思ったらすぐブラウザを閉じてくださいね!
noteとは何なのか?
noteは、クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができるサービスです。
noteはブログとTwitterのいい所をとったようなプラットフォームになってます。
クリエイター(ユーザー)は文章・イラスト・写真・音声等の情報を発信することができる仕組みになっています。基本的にはブログみたいに1つの記事として発信媒体を公開するようなイメージですね。
記事の構成はシンプルなものになっていて、ブログみたいに凝った装飾はできません。見出し・太字・引用・リンクくらいしか使えないので、良くも悪くも自分の表現力で勝負していくプラットフォームです。
著名人なんかも参加していますね。
noteは執筆の気楽さや人の目に触れる機会の多さから、多くの人が利用していると思いますが、ブログやTwitterとは明らかに違った一面があります。
それは、コンテンツそのもので収益化が可能であること。
つまり、自分がnoteで発信する情報に値段をつけて、情報自体に価値を持たせることができるのです。
有料noteが詐欺師の温床に…。
noteは基本的に無料で情報発信できるプラットフォームです。値段をつけるか否かは自分で決めることができます。
多くの人は無料で記事を執筆し、好きなように記事を書いていると思います。
しかし、最初から収益化を目指した記事を書いている人もいます。著名人や専門家みたいな方々は定期購読できるマガジン有料で発信していますしね。
素人でも、有料記事(以降、有料note)の発信は可能です。
それゆえに、noteというプラットフォームが詐欺師や悪質な情報商材の温床となっているのが事実です。
情報商材という括りで考えてしまったら、有料note自体が情報商材で溢れかえっているとも言えますが、ここではマネタイズなどの収益化に繋がるようなマニュアルを悪質な情報商材として指していきます。
私は情報商材を買ったことがないですし、買うつもりもないので、誰の情報商材がクリアなものなのかは分かりません。
ただ、素人が情報商材を売る時点で、このような不信感を私は感じます。
- ノウハウの再現性は?
- 素人の個人的な主観でしかないでは?
- 被験者は筆者のみでは?
- 情報自体が不透明ではないのか?
- 値段に見合う内容ではないのか?
noteのいい所は、素人でも収益化ができるところ。しかし、逆に言えば1人の素人の偏った視点でしか書かれてないというのが現実です。
本や企業が運営するネット記事であれば、ライターが記事を書いても編集者や校閲者が必ずいるでしょう。要するに第三者の目によって、内容が適正であるかの考査が入るのが確実です。そのような過程を得てある程度の値段になっているのならば、納得できるでしょう。
しかし、有料noteで情報商材を販売している人は、専門家でもなければ、第三者の校閲もありません。なのに、2,000~3,000円…高いものになると5,000円近くする値段で販売しているのです。
ノウハウが正しい可能性があっても、これは正当な値段設定といえるのでしょうか?本ですらノウハウに関するものは高くても3,000円程度。私はどう考えても適切な値段設定とは思えません。
有料noteの宣伝や売り方にも問題が…。
悪質な情報商材は、宣伝や売り方にも問題があります。
1つ目は値段を釣り上げて購入を煽ること。
限定〇部で50%オフという方法も同類です。値段を釣り上げることによって、購入を煽り情報自体に価値があると勘違いさせることが大半かと思います。
そもそも、情報というものは値段が上がるような価値があるものなのでしょうか?
有識者の友人に聞いたり、ネットで調べたり、図書館に行けばある程度の情報は無料で手に入ります。更に踏み込んだ情報が知りたくなってから、本や有料記事を購入してもいいのでは?
また、本は電子書籍等で値下げすることはするものの、値上げは一切しません。
もちろん、絶版になってしまい存在自体に価値があるものが値段が上がることはありますが、現役で売られているものが消費税など避けられない事情以外で値上げすることは基本的にありません。
しかし、情報商材に限っては在庫は無限です。
本なら山ほど売れたら「ベストセラー」という肩書を付けて販売をし続けるのに、情報商材ではなぜ値上げをするのか…。自分の発信している情報に自信がない証拠なのではないでしょうか?
2つ目は有料noteのレビューや宣伝が嘘くさいこと。
あくまでもブロガー界隈では、販売前に有料noteを抽選で数人に無料プレゼント→レビューをもらう→レビューを有料noteに載せる(信憑性を高めるため?)→有料noteの販売という流れをよく見かけます。
私は収益化とか販売戦略とかマネタイズをする上でどのような行動が適切なのか分かりませんので、決して間違ってはいない戦略方法だとは思っています。
しかし、有料noteをプレゼントされてレビューした人…どのような人なのか考えたことありますか?よく見てみると、販売者と普段仲良くしている人が多かったり、目標を達成したりしている人たちばかりなのが現状です。
要するに「サクラ」みたいなものです。
レビュー自体が嘘であるなんて言いませんが、レビューした人たちがその情報商材参考にして目標を達成できた!と報告している人って見たことありますか?
販売後も継続的にこの人のノウハウで目標を達成できた!と言う評判が不特定多数の人から出てこないと、説得力のないレビューだなぁと個人的には思いますね。
「自分が1からやるなら同じ方法をする」という意見も再現性があるという訳ではありません。
そもそも、読んで満足して終わりとなってしまう人も多いでしょうけど。例えそのノウハウが身に付いても、行動を継続させる機動力にならなかったら、その情報商材の価値とは一体何なのだろう…?と思うこともあります。
ブロガー界隈に限っては、他の企画で定期的に無料で有料noteを配布することもあるので、疑問でしかないんですよね。情報に価値があると思わせといて、安売りする。矛盾としか思えません…。
このようなことばかりしていると、「この人はよく配布企画するから、応募していつか当たったら見れば十分だ。」という考えになるんだけどなぁ。実際は当てる気がなくても、いつか当たるだろうから買うほどでもないかなぁと私だったら思うんだよなぁ…。
有料noteが悪だとは思ってない
私は悪質な情報商材という意味では有料noteは嫌いです。
SNSのフォロワー何人達成したとか、ブログで稼ぐ方法だとかはその人の運用方法によって合う合わないがあるから、再現性になるか分からないし。
1ヵ月で副業で何万円稼ぐ方法だとかだって、本当に稼げてるのであれば誰かに教えたくないのが現実。こういうのは、ノウハウを売ることで稼いでるだけかと思います。
しかし、有料noteが全て悪だとは思ってません。
悪質な情報商材だって例え内容がペラペラでも、購入者が結果を出せれば意味があると思います。とはいえ、大半が読んで満足するか、薄い内容で絶望するのが現実だと思いますけどね。
情報商材だって本当は真っ当なモノもあるはずです。素人とは言っても前職が専門職だった人とか、本業である程度のノウハウが身に付いてる人とか。悪質な情報商材の存在で、情報商材が悪だと思われて弊害を受けている場合もあるかもしれません。
私としては『note』というプラットフォームは、プロを目指しているアマチュアの方々や、以前プロしていたが引退した方々、プロでも苦労している方々が、試行錯誤して活躍する場所だと思っているのです。
人の役にたったり、人を楽しませるコンテンツを作ってる人であれば、有料noteは頼りになるプラットフォームです。
『note』にはサポートと呼ばれる投げ銭システムが実装されています。無料の記事だって、読んだ人が価値がある!と思ったら、気軽に筆者にお金を渡すことが出来るのです。
本当に価値があると思ったものに関してはお金を払って見るべき情報もあるでしょうし、応援しているのであればお金で応援するのは正しい姿だと思います。
noteオワコンではない、むしろ今からはじまる。
少し前から、ブロガー・副業界隈で有名なアカウントの多くが「noteはオワコン!他のプラットフォームに移る必要がある。」と意味するような発言をしてました。
私としてはnoteがオワコンだなんて思ってません。
なぜならば、このようなオワコン発言をしていた方々の有料noteが公開停止しているからです。彼らは自分のコンテンツが販売できなくなったから、自分にとってはもう用がないオワコン的な存在であるだけ。
そもそも、公開停止になるということは何かしらの禁止事項に抵触している訳です。それについては一切触れず、いかにも自分が悪くない様に振舞い、プラットフォーム自体を卑下する行為っておかしくないですかね?
note側からみたら、悪質な情報商材と認定しただけ。図星だったからプラットフォーム自体を批判し、オワコン扱いを真に受けるのはちょと私にとっては理解できませんね。。
このようにnote側が悪質な情報商材対して多く規制を始めました。
私はこれは終わりでなく、始まりだと思ってます。真っ当なクリエイターさんたちのためのプラットフォームであったはずなのに、簡単に収益化ができるプラットフォームと情報商材屋に認知されたせいで、一時期ブロガー界隈ではnote=情報商材屋の温床といったイメージがありました。
しかし、大物の商材屋の記事が公開停止になったことにより、情報商材屋やnoteにプラットフォームを依存することを諦め、これからクリーンなイメージに復活していくのではないかと思います。
私もTwitterでたまに目にした記事はよく見るようにしてますが、興味深いことや、勉強になること、楽しませてもらうことが多くあり、noteを楽しませてもらってます。
悪質な情報商材に対して運営側が精査し始めた今だからこそ、今まで日に当たることがなかった本来は面白味のあるコンテンツが、多くの人の目に触れ始めるのではないか?と思います。
みなさんも、悪質な情報商材に惑わされず、自分にとって本当に必要だと思う情報に価値を見出せるようにしてくださいね。
そしてnoteの運営さん…。悪質な有料noteの撲滅頑張ってください。あと、IPアドレス流失の件も…。クリーンで面白い印象に戻ってきてほしいものです。
Comment