2019年10月からアニメあひるの空が放送開始!
初めましての方も、そうでない方も、訪問ありがとうございます!
こたか(@kotacalog)です!
私の大好きなマンガである『あひるの空』のアニメ化が決定してから1年以上経過し、この秋からようやく放送が始まりました!!4クールで1年放送するとのことです。
原作の最新刊が発売されるたびにレビューしてきた私。連載当初から応援してきた身としてはアニメを見ない理由はありません!!
ということで、これから毎週、アニメ『あひるの空』の最新話の内容や感想を原作と比較しながらまとめていきたいと思います!
長い連載になりますが、楽しんでもらえれば幸いです。
#30 存在意義 あらすじ
児島がケガの痛みに耐えて果敢に点を取りに行く姿に新城メンバーは鼓舞され、勢いづいていく。取られた点はすぐに取り返すクズ高だったが、試合が進むにつれ、徐々に体力の差が表れ始める。スピードが全く落ちない新城に対して、だんだんと疲弊していくクズ高。攻防が続く中、空の母・由夏が病院から外出許可をもらい、試合会場に訪れていた。空に気付かれない場所から観戦する由夏。懐かしい空気の中、ユニフォーム姿で走る空の姿を見つめ、素早くシュートを決める姿に満面の笑みで手を叩く。しかし、新城の柏木の目に一瞬怯んだ千秋が、4つめのファウルを取られ、流れは再び新城へと傾き始める。
※公式サイトより引用
アニメの第30話は原作コミックス10巻で言うと第82話『存在意義』から原作コミックス11巻第84話『守るべきもの』の途中までです。
いろんな人の思いが凝縮された見ごたえのある回
試合展開で言えばもう終盤の展開。ラストクォーターに突入し、時間も残り少ないはずなのに、試合展開といい、情報量といい、目まぐるしい1話だっなぁと改めて実感しました。
原作で見ているときは、何も思わなかったけどアニメという30分の枠を使って映像が映し出されると見方や感じ方がかなり変わるなぁと感じました。
まずは由夏と坂巻監督。二人の関係は大学時代からの知人です。由夏や坂巻監督の過去のハナシは原作でも語られることはありません。でも、坂巻監督は由夏の病状をなんとなく分かっているんです。
言葉にはしないし、由夏を不安にさせない様に気丈に振舞う坂巻監督。元々軽い感じの性格で冗談めいた事ばかり言うような人柄だからこそ、出来る技なんですよねぇ。まぁ、アニメではだいぶ表現がカットされてるから、伝わりづらいなぁとは思うんだけど。
次回もこの二人の会話は入ってくるはずです。
次に新城東和の児島と柏木一至。前回から試合に参戦した児島の圧倒的なプレイが披露されましたね。本当に怪我なんてしているのかと疑うほど。児島の参入により、新城東和は柱が2本になって精神面でもチームを強くしたのが実感できました。
また、柏木も一見自己中心的プレイに見えるんだけど、児島が言っているように誰よりも勝ちたいという気持ちが強いからこその行動なんですよね。彼の過去についても次回明らかになるので、それを見れば彼がなぜあんなにプレイをしていたのかが理解できるはずです。
クズ高はスタミナが切れてしまったモキチ、ファウル4つで窮地に追い込まれた千秋、不安が現実になってしまった奈緒。点差で考えればリードしているはずなのに、新城東和よりもピンチである状況なんですよね。
個々の能力で見ればクズ高も新城東和も差がないはず。
でも、奈緒の言ってる通り「冬を越えたものとそうでないものには天地の差がある」んですよ。
高校時代に真面目に部活をしていた人なら分かると思うんだけど、夏のトレーニングの目的は基礎や体力の向上が大半。しかし、冬のトレーニングはスタミナの維持やテクニック・チーム力の向上と春以降の試合に向けたアウトプットに繋がる活動がメイン。
突貫工事で作られたようなチームでは、こういったピンチな場面で穴が出てしまうんですよね。
プレイする側に立っていると、結構辛い場面だとは思うけど、外側から試合を観戦している立場として見ると、どっちに転ぶか本当に分からなくなってきた面白い試合展開になってきたと思います。
今回のカット&改変シーン
毎回恒例ですが、いつものようにまとめますね!
原作を読み返しながらアニメを見て判明したカット&改変シーンはこんな感じでした。
- 原作では冒頭に丸高のシーンが入るがそれがカット
- 由夏や坂巻監督のやり取り・セリフが一部カット
- 試合の歓声・解説等のカットが多い
- 千秋がベンチに下がった時の回想シーンがカット
と細かくカット&改変シーンをまとめてみました。
今回はかなり内容が詰まっていたから、カットがかなり多かったですね。
1つ1つ細かくみれば、ものすごく多くのカットがあったんだけど、全部説明したらすごいことになってしまいうので、カットシーンの紹介も割愛しました。
試合に関してのカットはまぁ、しょうがないなぁとは思うんですよ。一応違和感が出ない様にしているから。
でも、気になるのは坂巻監督関連のカットかなぁ。先ほども話したけど、彼は結構軽いタイプの性格で、冗談交じりの会話が結構多いんです。それでも、実力があるからこそ横浜大栄の生徒たちがついてきてるんですけどね。
このままだと、ただの偉そうな監督のイメージでアニメが描かれてしまいうんじゃないかなぁとちょっと不安な面があります。
千秋がベンチに下がった時の回想シーンも冒頭がカットされちゃったんだよね。いきなり千秋が野良犬を元の場所に戻しにいくシーンから始まるんだけど、本来は父親に反対されてるんです。百春は絶対嫌だといって折れないから、父親が千秋に「兄だからわかってくれるよな。」と話かけているんです。
今回の放送だとこのやり取りがカットされているから、千秋の行動が一方的に見えたのがちょっと残念ですね。まぁ、あのシーンで一番伝えたかったことは「大切なものを守りたい時の目」だから、しょうがないんだけど…。
ここからは意外とハイペースで試合が進む?
新城東和戦もラストスパート突入なんですが、アニメで考えると結構な話数を新城東和戦で放送されてるんですよね。
今回の内容は原作で考えたら結構なハイペースで描かれていたので、ここからは勢いを落とさず一気に物語が進んでいくのではないでしょうか?
そして、次回の見どころは新城東和の柏木一至の過去、試合をみている由夏の気持ち、ピンチに立たされたクズ高あたりで、今回みたいに目まぐるしく話が進んでいくような気がします。
一つ気になるのは…あひるの空はコロナの影響を受けずに放送を継続できるのかな?今のところイベントとかは中止になってるけど、アニメの放送については何も通知されてません。
ペースを落とさず放送して欲しいという気持ちがありますが、製作やキャストのみなさんには無理してほしくないものです。
急に放送休止…になってもこのご時世ではしょうがないことですから、急遽放送休止になってしまっても真摯に受け止めていきましょう。
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