『 FINAL FANTASY VII REMAKE』の評価はいかに?
初めましての方も、そうでない方も、訪問ありがとうございます!
こたか(@kotacalog)です!
スクエニがとても長い時間をかけてようやく発売された『FINAL FANTASY VII REMAKE』。
売り上げはそれなりによかったみたいですが、複数作での展開予定ってところがネックになっいて、プレイする気持ちになれない…なんて思っている人も多そうですね。
開発決定のリークがあったのは約5年前(Wikipedia調べ)。満を持しての発売されたけど、ふたを開ければ複数展開で第1弾はミッドガル脱出まで。この期間にPS5が出るという情報もあり、完結するまでにハードが変わってしまうのではないかというユーザーの声も多々あります。
購入して1作目をやるべきなのか、完結してから一気にやるべきなのか…。スクエニの分割商法にハメられたくない…なんていろんな葛藤を抱いている人が今でも多くいるのではないかと思います。
ってコトで、今回は『FINAL FANTASY VII REMAKE』(以降、FF7R)のプレイ記録・感想・作品に関する情報など、できるだけネタバレなしで語りたいと思います!!
私のレビューは体験記がベースになっているだけではなく、良い部分・悪い部分を忖度なしで語るので今後の参考にしていただければ幸いです。
『FF7R』ってどんな作品?
星から吸い上げた生命エネルギー《魔晄》。
《ミッドガル》――八基の魔晄炉を有する階層都市。
魔晄によって世界を掌握した巨大企業《神羅カンパニー》と星を守るために立ち上がった反神羅組織《アバランチ》が激突する。
元ソルジャーのクラウドは、傭兵としてアバランチの《壱番魔晄炉爆破作戦》に参加していた。
魔晄炉爆破の余韻響く八番街。
炎に包まれる街で、死んだはずの宿敵の幻影が揺らめく。
消し去りたい過去の幻影に導かれ、彼女と出会う。
花売りの女性が差し出した黄色い花。
花言葉は――《再会》
その刹那、ふたりを取り囲む黒い影――《運命の番人》。
今、想いが再び星を巡る。
※公式サイトより引用
実はこのあらすじ、オリジナル版(原作)と異なっています。
オリジナル版のあらすじは以下の通りです。
星の生命エネルギー魔晄を独占する企業「神羅カンパニー」は世界の覇権をにぎっていた。
大都市ミッドガルでは、神羅に対抗する反体制組織アバランチによる反抗活動が激化していく。
神羅カンパニーの元ソルジャークラウドは、傭兵としてアバランチに手を貸していた。
それが、自分の失われた過去と向き合い、更には星の未来をかけた戦いへと巻き込まれていくと知らずに…
※オリジナル版公式サイトより引用
反神羅組織アバランチにクラウドが手を貸し、星の未来を救うための戦いに挑んでいくという意味合いは同じかもしれませが、リメイクはもう少し深堀しつつも謎を残すような表現をしてますね。
ストーリーについては、後程詳しく説明するのでここでは割愛します。
バトルシステムはオリジナル版にアクション要素を追加したような仕組みになってます。
直感的に考えたらオリジナル版FF7+FF15・KHを簡易化した感じ?
近年はアクション要素が中心のRPGが多いですが、オリジナル版を楽しんだ世代はコマンド型のRPGのほうが馴染みがありますよね。
通常攻撃(アクション)でATBゲージを貯めて、アビリティや魔法をATBゲージを消費して撃つ仕組みです。
通常攻撃はアクション操作は直感的に楽しめるので、ボタン連打のゴリ押しでなんとなります。バトル難易度も選べるしクラシックモードでやればアクション部分は自動で操作になるので、さほど気負いする必要はありません。
マテリアの成長システムはオリジナル版と同じ仕組みです。武器についてはスキルポイント(SP)を割り振って自分好みの武器の性能にカスタムさせることができます。これはオリジナル版と異なる点ですね。
ストーリー的にはどんな作品?
今回はリメイクという点を踏まえ、オリジナル版を比較しながら説明していきますね!
基本的なストーリーはオリジナル版と同じです。反神羅組織アバランチが魔晄炉爆破というテロを起こし、神羅に抗いながら星を救う術を探す…という点は変わりません。
なんだオリジナル版と同じなのか…と思っていたら大間違いです。
私たちの知っているFF7ではない、新しいストーリー展開が待っていました。
FF7RはFF15と同じCHAPTER制となっており、ストーリーが分かりやすく区切られています。
これからプレイするか参考にしたいという人もいるだろうから、今回はネタバレに繋がるようなハナシは避けさせていただきます。
当たり障りないように説明すると…。
- いろんな場面で新キャラが登場。
- FF7の派生作品で登場したキャラも登場。
- 原作にはない追加エピソードが多く収録。
- クエストでいろんなキャラの意外な一面も確認できる。
スラム街で固有キャラが出てきたり、ジェシーの過去に関する話が追加されていたり、些細な場面での追加が多いですね。
新キャラや追加エピソードについては賛否両論あるかもしれませんが、私は十分楽しめました。
もちろん、本編に関わるストーリー展開も、かなり多く追加されてます。
1作目はミッドガル脱出まで…。なので現時点で見ると、果たして本編に関わるところに追加エピソードが本当に必要だったか?最終的にオリジナル版とは異なる結末が待ってるのではないか?と疑問に思うところはあります。
オリジナル版と開発スタッフも変わっているので、本来語りたかったエピソードだったのか、派生作品が作られていった過程で追加すべきと判断したエピソードなのか、その辺は私でもわかりません。
ただ、良くも悪くも【リメイク】といった表現が適切だと思ったのは間違いありません。本編と本当に変わらないのであればリメイクではなく移植で十分ですからね。
どれくらいの難易度?
ミッドガル脱出までということを侮ってはいけません。とりあえず1周終わるまでに私が費やした時間は約40時間でした。サブクエストの達成率は90%以上かな?チャドリーのバトルレポートも1個残してた状態ですね。
ミッドガル脱出までで約40時間…。まだプレイしていない人はどのように感じるでしょうか?
普通のゲームとして考えれば40時間あれば一つの作品を終えることができます。
それだけオリジナル版と比較してストーリーが追加されたといってもおかしくはありません。
ただし、FF7Rはオリジナル版とは異なり、オープンワールドになりました。ダンジョンの攻略や移動にかなりの時間を費やします。会話もフルボイスだし、時間の割にはストーリーが進まないなと感じた部分もありました。
難易度は自分で選択できますし、特に苦戦することはないでしょう。私はEASYでプレイしました。体験版をプレイしたときにNORMALでやったんだけど思った以上に苦戦したんですよね。
EASYでのプレイは正直簡単すぎる?ってくらいぬるかったです。元々アクションRPG苦手なんだけど、そんな私でも1回も全滅しなかったんだから、どんな人でもプレイしやすいようにうまく難易度調整されてると思います。1回クリアすれば難易度にHARDが追加されるから、ガチゲーマーでも満足できるんじゃないかな?
クリア後はCHAPTER SELECT機能が解放されるので、好きなCHAPTERから好きに始められます。アイテムやステータスも引き継がれるので実質強くてニューゲーム状態。
トロフィーのコンプリートもしやすくなりますし、やり逃した部分だけ素早く巻き戻ることもできます。現代に合ったプレイスタイルになってるのが嬉しい所です。もちろん、一度見たイベントはスキップできます。
プレイした感想など
正直な話…。
思ってた以上に面白かった!!!
具体的に何が面白かったかって?
- グラフィックがキレイすぎる。
- ストーリーが奥深くなってる。
- 懐かしさと新しさのバランスが絶妙。
- 声優さんが豪華で耳が幸せ。
- ミニゲームが地味にハマる。
- バトルが爽快。
- ティファが美人すぎる。
割とありきたりな感想になってすみません。でも、それが本音です。
懐かしさと新しさのバランスはすごく評価したいです。FF15でアクションは苦手だ…って思った私でもすんなりとバトルに馴染めたし、マテリアやアビリティは原作とほぼ変わらないし。原作ファンも原作をプレイしたことなかったファンも熱中しやすい仕組みになってるのは本当にすごいと思う!
グラフィックがキレイでキャラクターだけでなく背景にも引き込まれますね。更にフルボイスですよ!?有名声優さんたっぷりですよ!?声優ファンはたまらないっすよ!!
FF7と言えばエアリス派かティファ派か…それともユフィ派か、満を持してのバレット派か悩ましいところですか、私はティファに心を撃ち抜かれましたよ。エアリスもかわいいよ、でも…このスクショのドレスとおっぱいが…その…たまりません。(※筆者は女です。)
逆に不満点を挙げるならこの辺かな?
- テンポは思ったよりも良くはない。
- グラフィックが細かすぎて操作酔い(3D酔い)する。
- 物足りなさは否めない。
- 次回作への不安はありまくり。
- クラウドの女装は無理がある。
- パッケージ版はデータディスクのインストールが必要。
私にとって一番のネックは操作酔い(3D酔い)でした。綺麗すぎて酔うんです…。長時間プレイむり…。ただ、これは少数意見だと思うので、あまり真に受けなくても大丈夫かと。
あと、グラフィックがキレイでよりリアルになったからクラウドの女装が…どうしてもギャグにしか見えませんでした。すみません…。あれはオリジナル版だから許されたのだ…。
盲点だったのはパッケージ版のデータディスクのインストールかな…。DL版は容量が大きいから敢えてパッケージ版を選んだのに、プレイするためには30分以上インストールに時間を割かなければいけないなんて…。だったら寝てる間にDLを準備したほうがよかったかもね。
個人的な評価と総評
今までのコトを振り返って、『FINAL FANTASY VII REMAKE』に対して個人的な評価はこんな感じですかね?
ストーリー
バトル・システム
難易度
キャラ・グラフィック
ボリューム・テンポ
総合評価
個人的にはガッカリポイントよりも面白さのほうが上回りました。想像していた以上に楽しかった。これは間違いないと思います。
ストーリー展開的には物足りなさはあるけど、プレイ時間とやりごたえという点を考えたら個人的には全然満足。
オリジナル版のFF7を知っていても、新たな発見が多く見つけられてプレイして本当によかったです。
ただ、記事を書いている現時点では、次回作(2部目、3部目)の開発情報が全く分からない…。つまり、完結が見えないという不安はぬぐえません。FF15みたいに追加予定だったエピソードが打ち切り…なんてことになったらショックどころの問題じゃありません。
気になるならやっても損はない。
さほどプレイしたい意欲に駆られてないならば、第2部発売前に開始してもいいかも。
というのがプレイした私の本音です。
あとね、宝条やコルネオの気持ち悪さがオリジナル版以上になってます。気持ち悪いけどついつい見たくなる中毒性があります。これを味わうためにプレイするってのは…正直アリです。
気になる人はぜひプレイしてみてくださいねー!!
『FINAL FANTASY VII REMAKE』の関連グッズもいろいろありますよ!!
次回作がPS5…ってのは辞めてくれ…。
かっけーーーー!!!!!
アルティマニアやサントラも欲しくなるよね…!
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