テレビアニメ　『あひるの空』　#14　勝利に向かって　感想

2019年10月からアニメあひるの空が放送開始！

2019年10月からアニメあひるの空が放送開始！

こたか

初めましての方も、そうでない方も、訪問ありがとうございます！
こたか(@kotacalog)です！

私の大好きなマンガである『あひるの空』のアニメ化が決定してから1年以上経過し、この秋からようやく放送が始まりました！！4クールで1年放送するとのことです。

テレビアニメ「あひるの空」公式サイト

アニメ『あひるの空』公式サイト。累計2400万部、待望のTVアニメ化！！

原作の最新刊が発売されるたびにレビューしてきた私。連載当初から応援してきた身としてはアニメを見ない理由はありません！！

ということで、これから毎週、アニメ『あひるの空』の最新話の内容や感想を原作と比較しながらまとめていきたいと思います！

長い連載になりますが、楽しんでもらえれば幸いです。

あひるの空（アニメ）のまとめ記事一覧

ここからの話はネタバレを含んでいる可能性があります。
嫌な人は見るのを控えるようにしてください。

#14　勝利に向かって　あらすじ

©日向武史・講談社／「あひるの空」製作委員会・テレビ東京

鍋島と茶木が合宿から逃げ出し、空は二人を探しに出かけた。中学生とのバスケ対決で手も足も出ず、すっかり落ち込んでいた二人だが、その中学生が女の子からバスケを褒められたところを見た途端やる気になり、合宿に復帰する。合宿初日に食あたりで倒れた百春も復調したところで、奈緒が練習試合を提案。奈緒のいとこ・蒲地太郎の属する北住吉高校との練習試合が決まる。
※公式サイトより引用

アニメの第14話は原作コミックス5巻で言うと第34話『燻る想い』から第36話『勝利に向かって』の終盤までです。

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合宿から逃げたナベとチャッキーを空が探したところから、無事二人がバスケ部に戻り、カバチが一人でクズ校に乗り込んできたところで14話は終了しました。

2クール目突入！！

アニメ化して4カ月目突入です！1年間の通しで放送されるアニメなので今回の14話から2クール目に突入ですよ！

OPとEDもガラっと雰囲気変わりましたね！OPもEDも映像は北住戦が描かれていて、クズ高がどんなふうに立ち向かっていくんだろうとワクワクするような動きだった気がします。

曲の雰囲気もガラっと変わりましたよね！1期のOP「Happy Go Ducky!（the pillows）」とED「ツバサ（saji）」はどちらも明るく前向きな印象の曲調でした。個人的にはこれから始まる！みたいな未来への希望や抱負をイメージさせる曲だったなぁと思いました。しかし、2期のOP「ネバーマインド（flumpool）」もED「Over（内田雄馬）」も困難などに負けずに強い何かをもって立ち向かう！というそんな気持ちにさせられるような、カッコよく落ち着いた感じの曲調になってるなぁと思いました。アニメの公式サイトにアーティストによるコメントも書かれているので、ぜひ確認してみてくださいね。

さて、本編についてですが…。

前半はナベとチャッキーがバスケと再び向き合うストーリー展開でした。1週間休みだった影響もあったせいで、事の重大さに欠けるというか…。深刻さが伝わりにくかったですね。でも、ナベとチャッキーの中途半端が売りでそのキャラクターを伝えるためにはこんぐらい大雑把に描かれてたほうがよかったのかな？

実際のハナシ、一度逃げ出したところに戻ってくるというのはすごく勇気がいることだと思うんです。部活とか仕事とかのチームはもちろん、上京など生活面に関してだとか、勉強とか向き合っていたことだとか。真面目に頑張って取り組んでいた人ほど、逃げだすのにもすごく勇気が必要だったはず。だから、その決断をねじ伏せて戻るという行為は勇気がないとできないことだと思うんです。

私は「逃げること」に関して否定はしません。努力しても100％報われるなんてありえないし、頑張っても自分に合う合わないの相性だってある。逃げたいと思った時に一時の感情で突っ走ってしまうような場合は、ナベやチャッキーのように軽い気持ちで逃げ出してもいいんじゃないかって思うんです。

逃げるのは勇気がいることだけど、実はとても簡単なこと。でも、戻ることは簡単そうに見えて実は逃げることより何倍も難しい。戻るための勇気、戻ってからの自分との戦い、そして周りの人たちの自分への見え方…。戻ってからのほうが実は課題がすごく多いんです。世の中には、感情で逃げ出してしまったけど本当は戻りたかったって人がゴマンもいるはず。だからこそ、少しちゃらんぽらんな部分もあっていんだよっていう、日向先生のメッセージなんじゃないかと私は思うんです。

もちろん、こんな軽い気持ちでいられると本気で頑張っている人たちから反感を買うのは当たり前ではあるんだけど…。それでも、今葛藤している人たちはきっと今回のハナシで心が少し軽くなったんじゃないですかね？ヤスみたいなよき理解者が近くにいてくれるといいですよね。

後半は、とうとうヤツが登場しました…！！

その男の名は…蒲地太郎

あひるの空の中でも存在感バツグンの憎めないお調子者。NON STYLEの井上臭がプンプンするヤツですよね。

アニメのカバチの印象は…私の知っているカバチではない…って感じでした。あくまでも個人的な意見ですが。原作でのカバチの印象はもっとフランクだった気がするし、私の脳内ではCVが福山潤さんではなくどうしても中村悠一さんのイメージが離れないんだよなぁ…。カラ松が「Hey!KATO！」とか叫んだらまさにカバチそのものじゃない？（あくまでも個人的なイメージです）

顔もなんか表情がゴツい感じがするんだよなぁ。もっと潰れたような顔でいいんだよ、カバチは。でも、サラサラヘアーが動くのは非常にイイ。動くことによってカバチのナルシストっぷりというか少し鼻につく感じが際立ってる…。

なんか、アニメに対してなのかカバチに対してなのか分からんけど、けなしているように表現しちゃいましたが、動くカバチは…なんか興奮しますよ。アニメから入った人たちはカバチを無事受け入れられるのでしょうか？きっと、現段階では生理的に無理って人が多そうだけど、だんだん好きになってきたって人が増えそう。そういえば、あひるの空って人気投票とか公式でしてないけど、もしあったらカバチはどれくらいの順位に入るのかな？なんて妄想もしたり。

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今回のカット＆改変シーン

毎回恒例ですが、いつものようにまとめますね！

原作を読み返しながらアニメを見て判明したカット＆改変シーンはこんな感じでした。

チャッキーたちを探している時のギャグシーンがほぼカット
合宿5日目の夜の個人練習のシーンが一部カット
練習試合のアポを既に取っていて、カバチがいきなり乱入してくる
チームの能力的なハナシのやりとりが一部カット
他愛のないやりとりのシーンがカット

と細かくカット＆改変シーンをまとめてみました。

２クール目に入っても、やっぱりカット描写は多かったです。ハイ。なんか今回の話も前半がかなり急ぎ足で描かれてたなぁ。。。

合宿編に入ってから、練習中の会話とか他愛のないハナシが結構カットされてるんだよね。カットされているということは、ストーリー上重要ではないんだけどさ。あひるの空って部活のリアルさが売りでもあるんだから、その辺はもうちょっと頑張ってほしい部分でもあるんだよなぁ…。真面目に練習しながらも、少しふざけて楽しさを忘れないみたいな…。そういうシーン結構好きだから、２クール目も頼むぜ…。

あとはうん。いつも通りって感じだったので割愛。