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稼いでる『中高生ブロガー』…その実態とは?

ブロガー界隈の闇
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中高生が収益を得るまでに立ちはばかる【4つの壁】

ブログで稼ぐという意気込みは決して悪いものではありません。

しかし、ブログを開設し収益化するまでの道のりが中高生にとって敷居が高すぎるのが現実でしょう。

当たり前ですが、保護者の同意・協力がないと収益化なんでまず望めません

親や広告主にバレなければいい?そんな甘い考えは通じませんよ?

 

収益化…美しく簡単に見えるかもしませんが、ネットで稼いで現金を実際に入手するまでに中高生にとっては大きな4つの壁があるのをご存じでしょうか?

 

  1. 有料サーバー】契約の壁
  2. アドセンス・アフィリエイト】の壁
  3. 現金】を受け取るまでの壁
  4. 税金】の壁

 

今回は「中高生ブロガー」がテーマなのでブログに焦点を合わせて説明していきます。

 

【有料サーバー】契約の壁

まず、収益化を目指すのであれば有料サーバー・ドメインの契約が必須と言えるでしょう。

無料ブログではアフィリエイトなどの収益化に繋がる行為が禁止されている場合が大半です。

私が利用しているスターサーバー でも3ヵ月で900円からというのが一番安いプランです。ドメインに関しても1年目は30円からという激安プランはありますが、2年目以降の更新は1,500円と値段が吊り上がります。

初期投資がいくら安く済んでも、2年目を迎えた時にサーバー代とドメイン代で約2,500円ほど必要になるタイミングが来ます。

 

本当の中高生であれば、
2,000~3,000円が
どれだけ大きい金額
なのか分かりますよね?

 

2,000~3,000円というのは、カラオケ→ランチ→ボーリング→カフェをめぐって友人と休日を過ごす時に必要なお金と同等ですよ?マンガの単行本であれば1冊500円なので4~6冊購入可能ですし、テーマパークに置き換えたら、サンリオピューロランドのワンデーパスと同等の金額みたいです。

未来の投資のためとはいえ…収益が1円も出ないまま終わってしまう可能性があっても、これだけの額を中高生が惜しみなく投資することができますか?

 

そして、何よりも未成年の契約は親の同意が必要

嘘をついて申し込んだとしても、支払い方法が中高生では難しい場合があります。(クレカ払い・銀行振込・電子決済・コンビニ払い等)

一部の支払い方法は中高生でも可能かもしれないけど、支払用紙が郵送で届く可能性もあるので、親に秘密裏で進めるのはこの時点で困難と言えるでしょう。

 

【アドセンス・アフィリエイト】の壁

保護者の同意を得てサーバーを契約したら、収益化となる広告の契約が必要になりますよね?

広告もサーバー契約と同様で保護者の同意がないと契約が出来ないのが大半です

 

まず、Google AdSenseの利用規約はこのようになってます。

AdSense 利用規約に記載されているとおり、AdSense プログラムに参加するにはサイト運営者様の年齢が 18 歳に達している必要があります。

18 歳未満の場合
18 歳未満の場合は、保護者の方に、保護者ご自身の Google アカウントを使用して AdSense に申し込んでもらうことができます。AdSense アカウントが承認された場合、収益はすべてサイトの責任者である成人の方に支払われます。

Adsenseヘルプより

また、アドセンスはある程度収益が発生すると口座入金に必要な書類が郵送されます。封筒に思いっきりGoogleって書いてありますので、目立ちます。親の目を盗んで秘密裏に使用するのは困難ではないでしょうか?

 

アフィリエイト大手のA8.net に関しては保護者の同意関係なく18歳未満は規約違反です。

メディア会員としての資格違反

下記2点を理由に、18歳未満の方の登録を禁止させていただいております。
・アフィリエイトは金銭を伴う社会的活動である為。
・成果報酬金額が高額になり、18歳未満の方にお支払いする金額としては適切でない為。

保護者の許可があった場合でも、サイトの担当者が18歳未満の場合は登録いただけません
18歳未満の方が運営しているという内容のサイトでの登録もご遠慮ください。

A8.netでの禁止事項より

中高生でも稼げるとASPとしてA8.net は紹介されることが多いですが、規約違反ですからね?

紹介しているサイト運営者が本当に中高生であれば、サイトの情報自体が信用できるものではないとうことが証明できますよね?

もしくは、サイト運営者の中高生…中身がおっさんである可能性もある裏付けにもなります。

 

noteでは未成年の有料記事投稿について細かいガイドラインがあります。

noteでは18歳未満の方が有料記事を投稿する前に保護者の同意が必要です。

また、以下注意事項をよくご確認のうえご対応お願いいたします。

注意事項

  • 対象クリエイターの保護者以外の方が入力された場合は無効になります
  • 本人確認書類はマイナンバーの記載がないものをご用意ください
  • 有効な本人確認書類は「名前」と「住所」の確認ができるものに限ります (運転免許証、学生証、健康保険証、住民票など — ただし、マイナンバーの記載のないもの)
  • 運転免許証など本人確認書類に裏面がある場合は、必ず裏面もアップロードしてください
  • 画像のアップロードにはGoogleアカウントが必要となりますので、あらかじめご用意ください

note 未成年者の有料記事投稿についてより

つまり、noteで収益化をする際には保護者・クリエイター(未成年)双方の本人確認書類が必要になります。住民票親の運転免許証、そんなに簡単に使わせてもらえるものではないですよ…?

 

もちろん、未成年でも親の同意なしで利用できるアフィリエイトサービスは存在しています。

それくらい、自分の力で利用規約を確認して探しましょう。

というか、自分でそれくらいのことしなさい。

 

「お金を稼ぐ」ということは、そんなに甘くないですよ?

 

バレなければ大丈夫、規約違反くらいなら利用停止くらいでしょ?そのような甘い考えを持ってる人はビジネスなんかしないでください。自分でも知らないうちに法律・規律・道徳に反した行動をし、人としての信用を失いますよ。ビジネスは一人では成り立たないですからね。最初は上手くいっても最終的には失敗するでしょうね。

 

【現金】を受け取るまでの壁

保護者の同意・協力を得てここまで乗り切っているのであれば、さほど心配はありません。読み飛ばしてください。

問題は、ここまで嘘・偽りの情報を登録して乗り越えてきた中高生に対してです。

例え、何かしらの収益までいけたとしても、現金を受け取るためには銀行口座が必要になります。

 

親が子どもの名義で銀行口座を持っていたとしても、口座を管理しているのは間違いなく親ですよね?中高生が自分で通帳を管理してお金を自由に出し入れできたら、親のほうに問題があるとしか思えませんよ?

親が口座を管理しているから、新たに銀行口座を作成すれば大丈夫と思っても、未成年は親の同意書や親同伴でないと作れないことが大半です。

 

つまり、中高生がネットビジネスで得た収益を現金化するということは…

保護者の同意・協力がないと不可能に近いんですよ。

 

まぁ…高校生であれば多少自由に銀行口座の管理はできるかもしれないけどね。そこは個々の家庭の事情によるでしょう。

 

あと、収益を振り込む広告企業も、バカではないですよ?

企業側だって収益が出るところまでは目を瞑ってくれたとしても、振り込みとなったら素性を再度確認する可能性もあるでしょう。収益の増え方に不審点があったり、明らかに規約違反とみなされるユーザーだと判明したら、収益を振り込む直前でアカウント停止…なんてこともあり得なくもありません。

コロナで自粛警察なんてものがありましたよね?一方的な正義感で「あれは違反ではないか!?」と警察に通報する行為。大半の人は「暇な人がいるもんだ。」と軽視していたでしょう。

ブロガー界隈…というかネット上でも「あいつは規約違反だー!」と騒いで、広告元に通報する人がいてもおかしくないです。ネット上にはネットビジネスで規約違反・詐欺情報と思われる情報をまとめている方もいますよ。

後ろめたいと思うのであれば、諦めるか親にちゃんと相談してから行いましょう。

【税金】の壁

最後は現金を受け取ってからの話です。

 

未成年でも所得に応じて税金はかかります。

 

保護者の同意・協力を得ている方も、税金の話・勉強をちゃんとしていますか?

毎月6桁収益発生なんて言っている人は、翌年に稼いだ金額に応じた税金を納める必要が出てきます。

また、稼ぎ過ぎると親の扶養控除から外される可能性もあります。

 

学生にの収益化に向けて、参考になる記事がありますので一度目を通してみてください。

 

税金については自分でしっかりと調べて行動しましょう。脱税が判明するとペナルティが課せられます。芸能人の脱税のニュース、見たことありますよね?納税は国民の義務です。知らなかった・忘れてたでは済まされません。

税について分からない場合は税理士さんなど専門家が監修する本やサイトで勉強しましょう。もちろん、保護者の方と一緒にね。

 

【有料サーバー】【アドセンス・アフィリエイト】【現金】【税金】この4つの壁を乗り越えて初めて収益化に成功すると言えるのですが…。

 

中高生には敷居が高いと思いませんか?

 

「稼げる」という保証がないのに、ここまで面倒臭い手続きをしてまで、ネットビジネスに手を出したいと思いますか?大人でもここまでたどり着くのは結構大変ですよ?

 

次のページでは中高生のビジネスの裏事情などについて解説します。

 

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